「エネルギーのベクトルが向かう先を見極める」宮田さんが語るリプラスアジアでの挑戦 - リプラスアジア

「エネルギーのベクトルが向かう先を見極める」宮田さんが語るリプラスアジアでの挑戦

リプラスアジア株式会社で軸丸代表と共に経営戦略や組織運営に携わる宮田さんにインタビュー。組織の「エネルギーのベクトル」を大切にしながら、どのように弊社代表・軸丸をサポートし、会社全体の成長を支えているのか、お話を伺いました。

 

プロフィール

  • 所属:経営企画戦略室 2024年入社
  • 住まい:兵庫県淡路市
  • 趣味:料理、サウナ、ミトコンドリアを活性化させること

 

意識とエネルギーのベクトルを大切にする

ーリプラスでの仕事内容について教えてください。

経営企画戦略室の組織戦略担当をしており、軸丸とともに会社の方向性や意思決定に関する議論を月数回のミーティングで重ねています。リプラスが目指しているのは「ティール組織をベースにした次世代型組織」。その中で、例えばトレーディングデスク事業部にどのような仕組みやアプローチを導入すべきか、優先順位や緊急性を見極めながら、組織として最適な選択ができるよう伴走しています。

現在のお仕事で特に意識されているスタンスや考え方について教えてください。

特に大切にしているのは、「意識」と「エネルギー」が正しい方向に向かい、広がっているかどうかという点です。具体的には、代表である軸丸の持つエネルギーが、会社全体の活力の源泉になっていると捉えており、それがうまく循環しているかを意識しています。

ビジョン、目標、実現したいことなど、軸丸が取り組むべきテーマは多岐に渡ります。そうした中で、「いまこの瞬間、何に集中するべきか」「何を意識から外すことで、より良い結果を導けるか」といった視点から、一つひとつ丁寧に整理し、最適なパフォーマンスを引き出すサポートをしています。

「道なき道」に寄り添い、言語化で伴走する

軸丸と話し合いながら、軸丸自身や会社がうまく進むように一緒に整理していく感じなのですね。

そうした状況を整理し、言語化していくことが非常に重要だと考えています。

軸丸の取り組みは、既存のビジネスモデルを模倣して「集客数をこれだけ増やせばよい」「成約率をこう上げればスケールする」といった、いわゆる成功パターンが存在するものではありません。むしろ、誰も歩んだことのない“道なき道”を進む、創造的なチャレンジの連続です。

そのため、一般的な組織や企業であれば当然優先されるような「ここは先に着手すべき」といったポイントも、軸丸にとっては優先度が異なるケースがあると理解しています。

社内のことを考えると、「ここは早く決めたほうがいい」「このプロジェクトも前に進める必要がある」と思うことは多々ありますが、軸丸が向き合っている領域は非常に広く、かつ深いため、単純にタスクベースで「これをやればいい」と片付けられる話ではありません。

私が意識しているのは、「なぜ今進まないのか」「どの部分が明確になれば前に進めるのか」といった、言語化されていない領域を共に探り、本質的な課題や背景を見出すこと。そこに真の突破口があると考えています。

 

 

個性を尊重し、最適なアプローチを模索する

個人と全体とのバランスも大切にされているのですね。

私は長年にわたり、いわゆる「個性分析」ー個人の特性を理解し活かすこと、を探求してきました。99人に合う方法でも、特定の人には適さないこともあります。だからこそ、軸丸にとって”最も合ったやり方”で支えることが重要だと感じています。

軸丸は、経営者として非常にユニークなタイプの方だと感じています。本人にとって「経営」を”目的”ではなく、”手段”として捉えている印象です。もちろん、企業として利益を出すことは欠かせません。収益がなければ、会社は成り立たないからです。しかし、軸丸にとって利益は“手段の一部”という印象があります。「リプラス」という芸術作品を創り上げているような感覚です。

本来は利益を最優先するのが一般的ですが、軸丸は「利益がなければやりたいことが形にできない」と理解したうえで、その実現のために経営をしている。収益性を見据えながらも、それを目的とせず、内にある創造的なビジョンを中心に据えている姿が印象的です。

組織の横のつながりに光を当てる

現在進行中のプロジェクトで印象に残っていることはありますか。

現在、リプラスでは「リプラス2.0」と題した取り組みを進めています。これは、会社の未来を見据え、コアメンバーとともにビジョンや組織のあり方を見直すプロジェクトで、対話型のワークショップを積極的に取り入れています。

印象的だったのは、従来は部署間の連携やコミュニケーションが少なかった点です。各メンバーが専門性の高い業務を担っていたことが要因ですが、この横のつながりの弱さが、組織の可能性を広げる余地であると強く感じました。

一方で、参加メンバーの人柄やプロフェッショナリズムには感銘を受けました。それぞれが代表・軸丸の想いに共感し、リプラスという場に真摯に向き合っていることが伝わってきます。

40名規模の組織で、かつ代表が海外拠点にいる中、リモート環境下での組織作りは難易度の高いチャレンジだと思います。それでも横のつながりを築こうとする姿勢に、大きな希望を感じています。

 

 

ユニークな人材が集まる組織

軸丸の人材を見る目についてはいかがですか。

リプラスには広告業界出身でないメンバーも多く、私自身もその一人で、「少し変わった人」と思われることもありました。そうした人材をあえて要所に配置する軸丸の人選のセンスには、強く惹かれるものがありました。

当初は顧問契約の形で関わっていた私に対して、「もっと内部に入ってほしい」とお声がけいただいたことも印象的でした。これまで多くの経営者と接してきましたが、こちらの提案に“逆提案”をくださる方は稀で、強く記憶に残っています。

“あったらいいな”を形にする、創造的な開発型の会社

最終的にお客様や社会に届けていきたい価値について教えてください。

私から見たリプラスは、まだ世の中に存在しない「こんなものがあったらいいな」という発想を本気で形にしようとする創造的な開発型の企業だと捉えています。

たとえば、広告運用の保守に関する仕組みは、まさに軸丸の発想から生まれた“発明”のようなものであり、クライアントの課題解決に真正面から応えるサービスとなっています。また、広告業務へのAI活用や、働く人がより自由に能力を発揮できる制度設計の数々も「こうだったら働きやすいのに」という声を拾い上げ、形にしてきた成果の一つだと感じています。

こうした開発的な取り組みは、前例がないがゆえに、常に試行錯誤が求められ、時に困難を伴います。しかし、実現に至ったときのインパクトは非常に大きく、そのひとつひとつが、クライアントや社会に対して「今までにない選択肢や価値」を提供しているのだと思います。

私は、こうしたリプラスの本質的な価値を、社内外を問わず必要とする人たちにしっかりと届けていくこと、そしてその実現を支える立場で関わっていくことに、強いやりがいと使命感を持っています。

オフの宮田さん

2024年4月から家族で淡路島へ移住し、自然に囲まれた環境でリモートワークと子育てを両立している宮田さん。趣味は料理で、調理師免許を持ち、ホテルやイタリアンの現場での経験があり、BBQ検定初級を持っているそうです!ちなみに得意料理は15年以上の経験があるパスタ。

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