#Interview
「フーっと一息吐ける世界を残し、増やす」をビジョンとして事業展開を進める株式会社Foootは、SNSマーケティングやショート動画制作、Meta広告運用まで幅広く手がけています。今回は、同社の代表取締役 伊藤克志様に、Meta広告の活用方法や課題、そしてリプラスのコンサルティングサービスによる成果についてお話を伺いました。
*2022年3月以降、MetaパートナープリファードとMeta パートナープレミアは「バッジ取得パートナー」に統合されて一つとなりました。
2018年に地方の職人さんたちの商品を取り揃えたギフトサイトの運営から会社をスタートしました。その事業を進めマーケティングを深めていく中で、SNSマーケティングのノウハウを蓄積することができ、そこからお客様向けのSNSマーケティング事業へと発展しました。
そこを起点としてTikTokのショート動画事業に参入し、さらにMeta広告関連の事業も展開するようになりました。現在は、もともと目指していた地方創生の分野にも力を入れ、ホテル宿泊関連の事業なども手掛けています。
ウェブ関連のノウハウを活かしながら、オフライン事業にも進出しています。例えば、福岡で宿泊施設の運営を行い、グループ内の通販事業に限らずリアルな場でのビジネスにもチャレンジしています。
現在、海外からの訪日客が増えており、宿泊および観光関連の需要が高まっています。そのため、こうした事業を拡大しながら、新しいビジネスモデルを模索しているところです。
私自身、学生時代からMeta広告の運用をしていた時期があります。その後、SNSマーケティングからショート動画へと事業の軸を移す際に、TikTok広告のアフィリエイト事業を開始しました。そこから、より多様な媒体で展開していこうと考え、Meta広告の運用も本格化しました。
現在は、主にグループ会社の商品の販売支援に活用しています。また、ブランドの公式SNSアカウントの運用支援やキャンペーン時の広告配信などにもMeta広告を利用しています。今後は、オフラインデータを活用した広告配信も視野に入れています。
はい、グループ外のクライアント様も多数支援しています。化粧品や健康食品の案件を中心に、Meta広告の運用を担当することが多いです。
知人からの紹介でリプラスさんとお話しする機会がありました。ちょうどTikTok広告だけでなく、Meta広告も強化したいと考えていたタイミングでした。
特に、Metaの「プリファード取得*」が目標だったため、その審査やプロセスをどう進めるべきかのサポートが必要でした。リプラスさんの知見を活かして、具体的な手順や審査のポイントを整理してもらえるのではないかと期待して依頼しました。
*2022年3月以降、MetaパートナープリファードとMeta パートナープレミアは「バッジ取得パートナー」に統合されて一つとなりました。
取得のハードルは高いと考えていましたが、リプラスさんのサポートのおかげで、段階的に進めることができました。具体的な手順の整理や審査に向けたアカウントの強化、Meta社とのやり取りのサポートを受けながら、2023年7月にプリファード取得のコンサルティングを依頼させていただき、2024年11月頃には取得が完了しました。
運用面では、自社アカウントへの移行を進めることでコストの削減が可能になり、広告の展開がスムーズになりました。さらに、Meta社の担当者とのやり取りが増え、最新情報をいち早く得られる環境が整ったことも大きな成果です。
本当に依頼してよかったなと率直に思っています。理由は大きく2点あります。
1つ目は、Metaの状況が日々変化する中で、最新の情報を常に提供してもらえる環境があることです。広告運用では、タイムリーな情報が非常に重要なので、この点は大きなメリットでした。
2つ目は、アカウントの評価に関するサポートです。僕自身も情報収集しながら、アカウントを慎重に管理してきましたが、具体的な事例や信頼できる情報がなかなか見つからないことが多かったんです。ネット上には断片的な情報はありますが、本当に正しいのか判断が難しいこともあります。その点、リプラスさんには、信頼できる形で具体的なアドバイスをいただけたので、とても助かりましたし、正直驚きました。この2つの面で、依頼して本当に良かったと思っています。
TikTok広告の運用を始めたときもそうだったのですが、基本的にはX(旧Twitter)などで情報発信している著名な方々とつながり、日々情報交換をしていましたが、実際には「この施策は効果が悪いよね」といった話で止まってしまうことが多かったんです。
その点、リプラスさんのサポートでは、「なぜこの施策が今はうまくいかないのか」「このトレンドや仕様変更が影響している」といった背景までしっかり説明してもらえました。これがすごくありがたかったです。その情報をもとに、他の会社さんと「こういう変化があるらしいよ」と具体的な話ができるので、業界内での情報共有の質も向上しました。
今後は、広告運用の強化を引き続き進めていきたいと考えています。特に、動画コンテンツを武器にして、海外市場への広告配信やインバウンド需要に対応した宿泊施設の集客を強化していくつもりです。
現在、自社のアカウントで海外向けの広告配信の試験運用を始めており、将来的にはその範囲を広げていきたいと考えています。広告運用のノウハウを活かし、宿泊施設の集客だけでなく、より広範なビジネス展開も視野に入れています。