Meta広告アカウント凍結の悩みを解消し、メタパートナーズバッジを獲得 - リプラスアジア

Meta広告アカウント凍結の悩みを解消し、メタパートナーズバッジを獲得

はじめに御社の事業内容について教えていただけますか?

ー位田様 

弊社は主に成果報酬型の広告代理店で、メインはECの領域、特にコスメとスキンケアのメーカーさんの商品を扱わせていただいています。

現在の主な広告媒体は何でしょうか?

ー位田様 

すべてSNS系の媒体で、Meta広告、TikTok広告、そしてLINE広告を活用しています。SNSには他の媒体とは異なる特徴があって、ユーザーの利用時間が非常に長いというのがあります。特にInstagramは代表的で、特に若い世代はGoogleではなくてInstagramやTikTokで検索する方が非常に多くなっています。

また、弊社の得意な領域がUGC系の動画クリエイティブです。SNSはユーザー体験型のメディアということでUGCとの相性が良く、広告クリエイティブの企画から動画制作まですべて社内で手掛けています。

*UGC:User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、一般のユーザーが作成・発信するコンテンツの総称。

「メタ広告はわかりにくい媒体」という悩み──アカウント凍結リスクとの戦い

Meta広告の活用について詳しく教えてください。

ー位田様 

弊社は、7-8年前、まだMetaではなくFacebookだった時代からFacebook広告を運用していました。当時はまだアカバン(アカウントの凍結)という概念があまり一般的ではない時代で、Facebookに広告を出せば商品が売れる、運用にあまり手間がかからない媒体だったんです。

ただ、それから2-3年経って、いわゆるAI審査によるアカバンや、媒体側のAIの予期せぬ挙動に、広告運用側(代理店など)は翻弄されるようになりました。当時、弊社が持っていた最大のビジネスマネージャが全部停止になってしまって、売上が激減して非常に困ったという経験があります。

それは大変な事態ですね。メタ側のルール変更などに翻弄されたということですね。具体的にどのような問題がありましたか?

ー位田様 

ポリシーの変更等によるものもあるんですが、実際にはポリシーに記載されていない部分で問題が起きました。基本的にメタ側の審査は人ではなくてAIが行っているので、メタ側から怪しいアカウントに判定されてしまうと、問答無用で凍結されてしまいます。理由等の提示もなく、凍結されることも多いです。

一般的に、どの広告プラットフォームも同じようなことはあるのですが、他媒体の多くは日本支社があり、媒体の担当者が理由を教えてくれたり、サポートしてくれるので、同じ事象が起きないようにPDCAが回せるんですね。メタも一部代理店には担当者が付きますが、弊社はそういった環境ではなかったので雲をつかむような毎日で、対策を聞く当てがないというところが大きな問題でした。

リプラスとの出会いと解決への道筋

弊社にご相談いただく前に、どのような対応策を取られていましたか?

ー中村様 

当時は、とにかくアカウントを量産するという対策で、あらゆる手を尽くして増やしていました。でもイタチごっこで、作っては凍結される状況で、不思議なことに広告を出す前にアカウントが凍結されるということもよくありました。そうなると原因が分からない、対策が打ちようがないので、量で対応するしかなかったんです。

ビジネスとして厳しい状況だったわけですね。その後どうされたのでしょうか?

ー位田様 

自社ではできることが限られていましたので、知り合いに、この問題に対処できる専門家はいないかと相談しました。そのなかで、リプラスさんをご紹介くださる方がいて、相談させていただくことにしました。それが4-5年前、ちょうどコロナ前ぐらいです。

弊社にご依頼された具体的な内容は何でしたか?

ー位田様 

安定したアカウントを作ることと、メタパートナーズバッジの取得です。当時はプリファードアカウントという概念がありまして、広告アカウントを半年で3億円とか、そういうレベルで広告を運用すると認定をもらえるんです。そのバッジを取得できると、広告アカウントやビジネスマネージャの信用度が上がり、CPCが安くなったり、良い最適化がかかったりと、非常に有利な運用ができるようになります。

最初は、バッジ取得までの期間を1年間と設定して計画を立案いただきました。それからリプラスさんと二人三脚で進めていたのですが、計画よりも目標達成までには時間がかかりました。実際にバッジが取れたのは、取り組み開始から3年後くらいでした。

困難な道のりと根気強い取り組み

取り組みを始めてから、どのような点が一番難しかったですか?

ー位田様 

ゼロからの構築だったので、アカウントをどう準備して、どのように運用していけば配信する前に凍結されないかという点が難しいのですが、そのノウハウがリプラスさんにはすごく膨大にあったのが助かりました。

ただ、媒体側では随時アップデートが行われるため、ノウハウが最新の状況とややずれる場合があります。そのため非常に有効だったノウハウでも、数か月後には状況が変わり、それが要因で計画よりも時間がかかってしまいました。

最初の1年くらいは、なかなか広告の運用までは至らなかったと思います。アカウントを作っては凍結される状況が続き、正直先が見えない時期もありました。

それでも弊社との取り組みを続けていただいた理由は何でしょうか?

ー位田様 

弊社は、そのような状況になる前は、メタ広告で非常に大きな成果を出すことができていました。そのため、安定したアカウントの構築さえできれば、その当時以上の成果が出せるという確信がありました。

リプラスさんの支援を借りても簡単に解決できることではないということは、他社にとっても非常に高いハードルになるということです。だから困難であろうとも、2-3年経った後に安定したアカウントが構築できてれば、競争優位性が高いと考えていました。

あとは、やはり軸丸さんの人柄ですね。私が取引する会社の中で最も信頼できる方のひとりで、この人は弊社を悪いようにはしないだろうという安心感がありました。

3年の努力が実を結ぶ──メタパートナーズバッジの獲得

3年の取り組みを経て、どのような結果が得られましたか?

ー中村様

おかげさまで今は順調に運用が進んでいます。取得までの期間に関しては想定よりかかってしまったのですが、ゴールを達成できて満足しています。

ー位田様 

弊社だけなら途中で間違いなく諦めていたと思います。辛抱強く弊社の要望に常に向き合っていただけたため、安心して目標のための日々のタスクに取り組めたと思います途中、軸丸さんに直接電話して「本当にできるんですか?」という質問をしたことも1度や2度ではありません。それでも、期待に応えていただき、無事目標を達成することができました。

メタ広告を運用する上で、弊社のようなサービスを利用することの価値はどこにあるとお考えですか?

ー位田様 

アカウントを供給していただける会社はあっても、一緒にアカウントを育てていくというサービスは聞いたことがなかったので、リプラスさんの存在は貴重だと思います。

今後の展望──スキンケア・コスメ領域での知見を活かして

今後の御社のビジネス展望についてお聞かせください。

ー位田様 

弊社は今、EC領域の広告主様をメインにしておりまして、特にスキンケアやコスメというジャンルを5年ほどやってきているので、そこの知見はかなり溜まっています。競合他社さんよりもかなり狭い領域で深くやっているものですから、最近ではその知見やノウハウにご期待いただいて、新商品の企画段階からご相談いただく機会が増えてきました。

引き続き、新規顧客獲得ではSNS広告でご支援させていただきながら、商品の企画立案にもお力添えできればと思っています。

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