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2026年5月26日・27日、渋谷ヒカリエホールにてMeta日本法人Facebook Japan(以下、Meta)主催の3つのイベントが開催されました。リプラスはMeta社よりご招待いただき、2日間・全3イベントに参加してきました。本レポートでは、現地での学びをもとに、私たちが感じたMeta広告の今後の方向性をお伝えします。
5月26日午前は代理店・広告運用者向けの「Meta Agency First Summit Japan 2026」。AI時代におけるMetaの広告戦略と代理店への期待が共有されたイベントで、単なる配信設定にとどまらない、クリエイティブ・データ・プロダクト理解を統合した提案力の重要性を改めて実感しました。
同日午後は「Meta Festival Japan 2026」。テーマは「Together creates better.」。広告主・代理店・クリエイターが一堂に集まり、Instagramを軸にしたブランド構築の考え方がセッションを通じて展開されました。
5月27日は「Threads Day」。消費者の情報行動の変化とThreadsの可能性、ブランドとコミュニティの新しい関係性について学ぶ場でした。3イベントを通じて、MetaがFacebook・Instagram・Threadsをひとつの統合されたコミュニケーション基盤として進化させていることを、より立体的に理解できた2日間でした。
今回のイベント全体を通じて最も印象に残ったのは、広告の設計思想そのものが変わりつつあるという点です。
ユーザーは今、企業からの一方的な情報発信よりも、自分の興味関心に沿った情報と自然に出会うことを求めています。これはInstagramのフィードやリールの使われ方を見ていても実感することで、「広告を見せる」のではなく「関心に合う情報として届ける」設計が、これからのMeta広告の基本姿勢になっていると感じました。
今回のイベントで繰り返し登場したキーワードが「コンパウンド・ブランディング」です。ひと言で言えば、単発の大型施策ではなく、多様なクリエイティブを使って複数回・複数の接点からブランドを積み重ねていく考え方です。
「何を伝えるか」だけでなく、「誰を通じて、どの場で、どのような体験として伝わるか」を設計する視点——これがMetaの示す、これからのブランド構築の軸だと受け取りました。広告・SNS投稿・クリエイター施策を個別に最適化するのではなく、ユーザーとの接点全体をひとつの体験として設計することが求められています。
クリエイター活用の位置づけも、今回のイベントを通じて改めて整理できました。フォロワー数よりもブランドとの親和性や信頼感が重視され、企業が用意した台本を読み上げるのではなく、クリエイター自身の言葉や世界観でブランドを語ることが価値になっています。
クリエイターはもはや「認知を広げる補助手段」ではなく、ユーザーの購買行動に直結する戦略的な接点です。企業とクリエイターが単なる依頼関係ではなく、共にブランド価値を作るパートナーとして関係を築くことが、これからのクリエイターマーケティングの本質だと感じました。
Threads Dayでは、Instagramとは明確に異なるThreadsの役割が示されました。Instagramが「ビジュアル・動画によるブランド接点」であるのに対し、Threadsは「企業やクリエイターの考え方・人柄・価値観をテキストで伝え、コミュニティとの会話を通じて関係を深める場」です。
一方的な発信ではなく、ブランドがコミュニティの会話に参加していくこと——この点において、ThreadsはInstagramとは本質的に異なるアプローチが必要です。広告プロダクトとしてはまだ展開途上ですが、だからこそ今がブランドアカウントを育て、コミュニティとの関係を積み上げるタイミングだと感じています。
今回の2日間で受け取ったメッセージは一貫していました。「単発の大型施策」から「多面・累積の設計」への転換です。
「何を伝えるか」より「どう体験されるか」。クリエイターを起用するだけでなく、継続的に関係を設計する。Threadsでコミュニティと会話する。これらはすべて、短期的な広告成果だけでなく、長期的なブランド価値とユーザーとの関係性を重視するという、Metaの一貫したメッセージの表れだと捉えています。
リプラスは、こうしたMetaの最新動向をいち早く取り入れながら、お客様のMeta広告戦略の設計・運用をご支援しています。クリエイター活用・パートナーシップ広告・Advantage+運用など、Meta広告に関するご相談はぜひリプラスまでお気軽にお問い合わせください。
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